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札幌で不登校・ひきこもりの相談をするとき

札幌で不登校・ひきこもりの相談をするとき

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はじめに

札幌市の不登校のご相談はこちらをご覧ください。

もしもあなたの子どもが、ある日突然に不登校になったとしたら、どうしますか。昨日までは元気で学校に行っていたはずなのに、夜が明けると部屋に引きこもりの状態で外に出ようとしなくなったら、いったい親としてどうすればよいのでしょうか。

あくまで他人事であった不登校問題が自分の家族に降りかかってきたとき、あなたは親として愕然とするはずです。状況が一変するはずです。そして、どうすればよいのか途方に暮れて、誰かの援助を求めることになるのです。それは学校の担任教師や養護教諭かもしれません。スクールカウンセラーかもしれません。フリースクールかもしれません。そして、民間の私設相談室を札幌市内で開設している心理カウンセラーのところかもしれません。

不登校の子供たちはいまだに増え続けています。札幌の不登校も例外ではありません。以前は登校拒否と呼ばれていた時代がありましたが、学校に行きたくない、つまり登校を拒否する子どもたちばかりではないので、この不登校という名称に落ち着いたような気がします。行きたくても行けない子どもたちが多いわけですから、拒否は適当な名称ではないのです。

不登校はあくまで子供が在学中に使われる名称です。子供が高校を卒業する年を過ぎると、それはひきこもりやニートの問題に変わります。これは大きな社会問題ですね。成人して中年になってもなお、ひきこもりの状態にある人たちは少なくありません。そのようなひきこもりの人たちの多くは、親が在職中はその収入で、親の定年後はその年金で生活している場合があるでしょう。問題は、親の死後になるのです。

この記事では、そのような親の死後に残されたひきこもりの人たちのことまでは触れません。あくまで、小学校・中学校・高校くらいまでの不登校、つまり児童の不登校や思春期の不登校と、その相談について述べるつもりです。

子どもが不登校・ひきこもりになる

子どもの不登校の原因は何だろう。たいていの親は、このように原因を見つけて、そこを改善しようと考えます。しかし、原因探しは悪者探しにつながることが少なくありません。あいつが悪いんだ、あいつのせいだ、そんなことを考えがちになります。

不登校の子供たちにしてみると、どうして自分が学校に行かないのか、その理由を明確に言葉にして親に示すことは難しいでしょう。もちろん、不登校の「きっかけ」めいたことは口にするでしょうが。たとえば、きっかけとして話されるのは、いじめだったり、友達やクラスメイトとのちょっとしたトラブルだったり、勉強についていけないことだったり、担任のことが嫌いであることだったり、本当に様々でしょう。

多くの不登校の子供たちは、学校に行きたくても行けないのです。行きたい、でも、行けない、というわけです。朝学校に行く準備をしても、いざ玄関を出ようとすると足がすくみます。行きたくない、というわけではありません。子どもたちは学校に行きたいのです。しかし、それにもかかわらず行けないのです。このあたりの葛藤といいますか、心の機微を、保護者の方々はまず察してほしいと思います。

不登校傾向の子どもたちによく認められるのは、たとえば三日間は登校するが、次の二日間は休んでしまい、そのサイクルが持続するというものでしょうか。担任の教師にしてみると、クラスにいるときは元気だから、とにかく登校すれば大丈夫、無理してでもとにかく学校へ、という理屈になるでしょう。しかし、子どもはやっと登校しているのです。エネルギーが尽きるからこそ、残りの二日間は学校に行けないのです。

不登校の子供たちは、たいがい家の外に出ることができません。しかし、放課後の夕方以降の時間帯や休日、それから夏休みや冬休みの期間は、わりと外出可能なのです。どうしてでしょう。そうですね、おそらく、自分以外の生徒たちも学校から解放されているわけで、それで自分だけ学校に行っていないという負い目が薄れる時間・機関なのでしょう。

不登校のことで一番苦しんでいるのは親ではありません。子ども自身なのです。

親の心情と家族の変化

わが子が不登校になったとき、その親・保護者にとって、ありとあらゆることが一変してしまうことでしょう。それ以前と以後とでは、情況がすっかり変わってしまうのです。たとえば、親子関係、会社の同僚関係、近所とのお付き合い、その他いろいろあります。

子どもが不登校を始めると、親は子供の気持ちを汲むことができないでしょう。そのようなことができるのは、かなり時間がたってからのはずです。ではどうするのか。親は何とか子供を学校に行かせようと必死になるはずです。つい子どもの心の傷に塩を塗ってしまうようなことも、口にしてしまうことがあるかもしれません。家族の雰囲気がこれまでとは打って変わって、どんよりとした暗いものにかわるかもしれません。あるいは、緊張感のあるピリピリした空気が広がるかもしれません。

自分の子供が学校に行っていないとなると、親はしだいに近所や職場の同僚たちの目が気になりだします。そして、子どもが不登校であることを隠そうとするかもしれません。なぜなら、我が家に不登校の子供がいるという事実が、社会的なスティグマになりかねないからです。偏見の目に晒されはしまいかと、いろいろなことに敏感になるかもしれません。

このようにして、子どもの不登校をきっかけとして、むしろ親たちが精神的に追い込まれていくことになります。息が詰まるような毎日が続き、実際に抑うつ状態に陥る父母もいるのです。誰かに救いを求めなければ我が家は駄目になってしまう、どこかに不登校の相談をしなければと思いたつときが迫っています。そして、カウンセラーのカウンセリングを求めて、親が行動を起こすことになります。

カウンセラーは救いになるのか

不登校の相談のためにカウンセラーを訪れるとき、保護者の方々は十中八九考えるはずです。つまり、札幌で不登校のカウンセリングを受けて、子どもは学校に行けるようになるのだろうかと。もしも私がカウンセラーとしてこのように問われたとしたら、こう答えるでしょう。行けるかもしれませんし、行けないかもしれないと。懸命に相談機関を探して来談する親御さんに対して無責任な返答かもしれませんが、事実、これ以上のことは言えないのです。

不登校の子供が学校に行けるようになることを目的としてカウンセリングを行う相談機関もあるはずです。そのようなところでは、カウンセリングの効果=子どもの不登校が解消されること、という図式が成り立ちます。しかし、私の場合は、そうしたことを目的にはしません。つまり、効果を目指したカウンセリング相談ではなく、不登校の子どもと、その保護者に、ひたすら寄り添うタイプのカウンセリングになると思います。

学校に行けるようになる不登校の相談でなければ、子どもにとっても、親にとっても、無意味だ、という方々もいるのかもしれません。反対に、この苦しい状況に追い込まれている家族に対して、寄り添ってくれるカウンセリングこそ求めていたものだという保護者もいるでしょう。大切なのは、不登校の子供や親が、どんなタイプの援助を求めているのか、それに適合する援助法はないのかということであると思います。不登校の相談が救いになるのは、相談者のニーズが満たされるときのように思います。ぜひ、よいカウンセラーと出会うことを願っています。

おわりに

子どもの不登校という現象は、病気や障害をすぐさま意味するわけではありません。誰にでも起こり得ることなのですから。けれども、なかには発達障害などがあって、そこから派生する二次的障害として不登校が起こっている場合もあります。そんなときには、迷わずに専門機関を利用することをお勧めします。

不登校の子供たちは、学校のなかでカウンセリングを行うスクールカウンセラーのところへ行けない場合があります。そんなときでも、学外の相談機関であれば顔を出せる可能性があります。札幌にはいま現在とても多くの相談機関があります。不登校の相談を札幌でしたい方々は、このホームページでも紹介していますから、ぜひ参照してください。一人で悩まず、家族だけで考え込まず、不登校の相談を専門家にしてみてください。


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